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空中リンゴ斬りの世界新記録

自分で投げたリンゴを1分間にいくつ切れるかというギネス記録らしい。
ギネス認定後、なぜか市庁を訪れたそうだ。市長も「大したものです。おめでとうございます」とのコメント。

まあ、それで、切ったリンゴをどうしたのかが書かれていない。
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Q.印刷物の完成品を納品する前に、完成品と同じ色、同じ紙、同じ質感の見本を見せて欲しいんですが。

これは時々聞きますが、
良識のある皆さんならおわかりのように、無理な相談です。
ホンモノと全く同じ見本を見せるには、ホンモノを作るしかありません。
ホンモノを2回作る代金を払っていただけるなら、ホンモノと全く同じ見本はお見せできますが、
その見本がお気に召さなかったときは、さらにもう一度ホンモノと全く同じ見本が必要になるじゃないかと思うので、
まあ2回では収まらないでしょう。
また、クライアントのほうもそこまでして必要かというとそうでもなさそうです。

ということで最近の校正。
<1>DDCP、デジタルコンセンサス(デジコン)など
デジタル的に実際の刷り色をシミュレーションした簡易的な校正刷りです。最近は、ほっとんどこれです。大筋としてカラープリンターやPDFよりも実際の色に近いです。(中には、プリンター、大判プリンターの色味をしっかり調整している会社もあり、その場合はプリンターでも十分近い)が、紙は専用なので、紙の質感まではシミュレーションできません。また、機種によっては用紙がややクリーム色で、薄いパステルブルーがやや緑に近くなることもあります。ってな感じで、プリンターよりは◎というレベルの校正です。

<2>本紙色校正刷り
これは実際の紙、実際のインクを使って小さい機械で試し刷りをするのですが、ほんとのところは本印刷と同じ色にはならないことも多いです。紙、インク、機械すべてが校正刷り用のもので、実際の印刷用とは違うからです。機械の大きさも違えば、紙を突っ込む方向も違うこともあり、校正と印刷とで、色をぴたりと合わせるのがなかなかむずかしいようです。高い割にはそんな感じなので、最近はあまり使われていません。

<3>本機校正
どうしてもというお客様のために、最近よく使う手がこれです。実際の機械、実際の紙、実際のインクで、少し刷ってしまおう、という校正です。2回するのに近いのですが、ほぼ仕上がりと同じ色での校正が可能です。ただし、たっかいです。

<4>プリンター校正
最近案外多いのが、カラープリンター出力での校正です。この経済情勢下、費用重視の面もかなりあり、色についてはこだわらないから安く作りたいという場合におすすめです。


最後に、
型押し(エンボス)、ラミネート(PP貼り)、型抜きなども、事前の見本はむずかしいです。



と、そういうわけで、
大学を出てからパンフレット制作一筋の私としては、
印刷物を作るときは、「想像力」を働かせていくことが最も大切、と助言いたしますです。






ポケットフォルダーっていくらでしょうか?

最近は、「○○って、いくらでしょうか?」という質問を受けることが多いです。

デザイン制作会社にかかってくる電話では、
「会社案内8ページで、1,000枚刷っておいくらでしょうか?」
「ポケットフォルダー500部でいくらでしょうか?」
なんてのが割とたくさんあります。

よくわからないと、ざっくりとした質問になってしまうわけですが、
(そういう私も、
子供にせがまれてビックカメラまでDSを買いに行き、
「DSっていくらかかるの?」と聞いてましたので、気持ちはよーくわかります)
ある程度仕様が決まっていないと答えるほうもむずかしくなります。

ちなみに、次の項目がわからないと正確な数字は出ませんので、
決められるところは決めてから電話されるのがいいでしょう。
・紙の種類、厚さ。
・表紙面にラミネート(PP貼り)のような後加工をするか。
・ポケットの形状の希望
・表紙のデザインは社名やロゴが入る程度でいいのか、写真やキャッチコピーもいれるのか。
・写真やキャッチコピーは持ち込みなのか、制作会社で撮影、制作するのか。
・中面は白紙、無地色付き、あるいは文章や写真を入れるかなど。
・原稿が入る場合は、デザイン、文章、写真などを持ち込みなのか、制作会社に発注するのか、など。
・数量
・サイズはだいたいA4書類用だと思いますが、違う場合はサイズ。
・そもそも安く作りたいのか、ハイグレードなものを作りたいのか、など。

私が制作を経験した範囲では、
ポケット付きフォルダの制作料金は1,000部で、
最安値は、とても簡単な作りで60,000円ぐらいから(白い紙に、社名とロゴが1色刷で入る程度)
最高値は、えらい凝った作りの場合で、600,000円ぐらいです。(両面濃い色、プラス写真、キャッチなど)


最後に注意点としては、
1.広げるとけっこうでかいのと、金型で一枚一枚型抜きしますので、通常の印刷物より割高
2.紙が厚いと印刷代が割増になる
3.紙が厚いと濃い色のべた塗りがきれいでないので、二度塗りが必要で割増になる
4.濃い色を使うと、折り目のひび割れが目立ってかっこうわるいので、ラミネートをかけると割増
5.でかかったり、かさばったりで、梱包・送料が割高
6.本物そっくりの試し刷りがかなり高いので、事前に仕上がり具合のシミュレーションがむずかしい
などがあります。ほとんどが通常の印刷物より金がかかることです。



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